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植本俊介(Shunsuke Uemoto)

◆履歴

1963年

東京生まれ。

1986年

東京大学工学部建築学科卒業

1988年

東京大学大学院都市工学修士課程修了後、(株)曽根幸一・環境設計研究所に就職

1998年

独立。植本計画デザイン設立。現在に至る 

◆資格

一級建築士  登録番号237924号

  統括設計専攻建築士(1131001704)

CASBEE戸建評価員(戸-01326-12)

◆所属

東京建築士会

プロトハウス登録建築家

NPO 木の建築フォーラム会員

  SE構法登録建築家(SEASパートナー)

◆人となり

 性格はおそらく真面目だと思います(笑)。何かをやる時はググッと集中する性格。でも、オタク的ではなくバランス感覚を大事にしています。いろんなことに興味があり、楽しいことは大好きです。

 建築を志したのは大学に入ってから。モノ作りには興味がありましたが、建築は絵の才能がないとダメだと信じ込み、自分には全く縁がない世界だと思っていました。

 でも、建築はひとつのスキルが秀でていることより、幅広い知識と洞察力が必要になるので、いろんなことに興味を持ってきたことはむしろ良かったのかもしれません。それと、やはり空間に関する興味。それは、小さい頃からありました

◆生い立ち

 生まれは東京西荻窪。といっても、すぐに千葉県松戸に引越すので、西荻の記憶はほぼゼロです。松戸市郊外は現在と違って、まだまだ自然が多く残されていました。春になると野山には花が咲き乱れ、夏は田圃に蛍が乱舞。ウソではない本当の話です。療養所の広大なグラウンドや沼地や梨畑、田圃、神社の境内、江戸川の河川敷といったところを我が物顔に駈けめぐっていました。

 母親が東京の常盤小学校に勤めていた関係で、休日はよく銀座や日本橋に連れて行かれました。常盤小学校の校舎はもちろんのこと、三越のライオン、日銀の外壁などは今でもはっきりと脳裏に焼き付いています。

 両親は高知県の出身で、特に母親の故郷は池川町という四国山脈のど真ん中。幼少から学生時代までの夏休みは、毎年池川町で過ごすのが常で、四万十川よりもきれいだといわれる仁淀川の上流で、毎日川遊びをして過ごしていました。天然のあゆやウナギを七輪で焼いて食べるという、今思えばよだれがでるような暮らしをしていました。

 小学校5年から大学を卒業するまでは横浜で生活。横浜といっても全く横浜らしくない(横浜らしい?)郊外の分譲地でホンマタカシの写真に出てくるような場所で育ちました。就職してからは、郊外暮らしの反動が出て、根津や吉祥寺といった歴史があって街らしいところを好んで住むようになりました。

◆修業時代

 建築は覚えることが多く、学部時代はわけがわからないまま終わってしまいました。一流の先生方に教わったのに、今から思えば冷や汗タラタラです。卒論テーマは「緑にみる江戸ー東京」。その頃から、建築単体よりも時間軸の中で人の環境がどうあるべきか?ということに興味がありました。

 大学院の専攻は都市工学。いくらいい家に住めても、職場や街で過ごす時間の方が、実際は多いわけです。建築単体が良くなっても、街全体が底上げされないと、豊かさにはつながらないと考え、 建築でなく都市工学を選びました。

 大学院を卒業後、曽根幸一・環境設計研究所に就職。建築と都市計画の両方をやっている希有な事務所でした。そこで建築ばかりでなく、街づくりのことも随分学びました。建築と街づくりあるいは都市計画とは重なる部分も多いのですが、関わっている人の視点は随分異なることに驚きました。

 世の中、ユニークな建築は多いですが、自己主張ばかり強い建物が並んでも良い環境を作ることにはなりません。逆に、街から発想して建築を考えることの重要性を学びました。もちろん、個性は必要ですが、環境的視点を欠いた独善的個性はいらないと思います。街づくりや都市計画にも携わることで、建築ばかりやってきた方々とは違った視点を持てるようになったことが一番の収穫でした。

◆好きなこと

・サッカー(観戦)

 小学校6年の時にクライフのプレーを見てサッカーに目覚めました。大学2年までは実際にプレーしていましたが、プレーヤーとしては全くの3流。下手くそすぎてお話にもなりません。でも、無類のサッカー好き。見る方はかなり通だと自認しています(他認はされていない?)。サッカーは空間的なスポーツなので好きになったんだと後から気がつきました。

 →サッカーに関してのウンチクを語ったページはこちら

・ランニング

 サッカーが見る専門になってしまったので、代わりに始めたのがランニング。サッカーをやってた頃は走らなきゃならないから走っていただけで、走ること自体は嫌いでした。でも今は、走ること自体が楽しみになりました。スピードを上げて走るだけで、見えるものも変わります。

・旅行、街歩き、美術鑑賞、温泉、etc

 いろんなところに出かけていろんなものを見て歩くのが好きです。自然とか、街とか、アートとか、建築とかを問わず。もちろん人と出会ったりとか飲み食いも。

 →世界の建築と街を訪ねる

・登山

 建築を見て歩くのももちろん好きですが、どうしても仕事の延長になってしまいがち。全くかけ離れた世界として山にも良く行っています。奥多摩あたりの低山から、3000m級の山まで。時にはテントを担いで行くことも。

・写真、カメラ

 旅行に写真はつきものですが、記録のための写真はやめました。シャッターを押すことばかりに気を取られ、現場の感動が薄れるようでは本末転倒です。旅行以外でも写真は撮りますが、ほとんどが街の写真。人の写真はあんまり得意じゃありません。

 写真だけじゃなくメカとしてのカメラも好きでしたが、最近は、カメラ熱はすっかり冷めました。アナログ時代のカメラは愛着を感じたんですが、正直デジタルはあまり愛着を感じません。便利ならばなんでもいいじゃないかという感じ。

 →私が撮った写真です。

・メカ好き、乗り物好き

 カメラに限らずメカは好き。でも、最近はだんだんモノそのものには興味がなくなってきたんです。モノがなくても成り立つんであれば、その方がいい。自分はモノそのものよりも、モノの働きに興味があるんです。

 乗り物も好きですが、モノ自体が好きというより「移動する空間」としての興味です。一番好きなのは実は電車。一度、蒸気機関車に乗ってみたいんです。恥ずかしいのであんまり大きな声ではいえませんが・・・。

・日曜大工

 もともと工作好きで、建築も工作好きの延長でやっているようなもの。簡単な家具は自分でも作ります。それほど、褒められた出来ではありませんが・・・。事務所のテーブル、棚、キャビネットなどは自作。

・オーディオ

 一時はオーディオにもかなりはまった時期がありました。お金がなかったので、もっぱら売れ筋モデルのチューニングとスピーカー工作。音源にもこだわりました。結果、オーディオっていうのはセッティングとチューニングが重要で、高い機材をただ並べただけではお金をドブに捨てるようなものであることが良くわかりました。その時の経験はオーディオルームの設計にも役立っています。

・コンピューター

 「手段が高じて目的になることを趣味という」という名言がありますが、コンピューターもいつの間にか手段から目的に昇格し、片時も手放せないものとなりました。大学の頃は大のコンピューター嫌いでした。一時はかなりパソコンにのめり込んでいましたが、今は、便利な道具としてとにかく使えればいいという感じ。

 デジタルが好きというわけではなく、デジタルな部分を機械にやらせることで人間はアナログに徹したいのです。ちなみに私はシンプルなのが好きだから、当然MAC派です。

・インターネット・ホームページ・ブログ

 インターネットやホームページの作成にも一時はかなりのめり込んでいましたが、最近はそうでもありません。ブログ、SNS、Twitterなどが誰でも気軽に使えるようになり、それはそれでいいのですが、なんでもかんでも情報の垂れ流し状態になっている現実に疑問も感じています。ブログ(きまぐれ日記)だけは続いています。

 →ブログ(きまぐれ日記)

◆好きなアーティスト、作家、作品など

・作家

ポール・オースター、ティム・オブライエン、ジョン・アップダイク、村上春樹、柳美里、谷崎潤一郎、星新一

・演劇

ダム・タイプ、大駱駝鑑、山海塾

・社会学

エーリッヒ・フロム、細川周平、山本哲士、市川浩、オギュスタン・ベルグ、今福龍太

・写真

マイケル・ケンナ、エルンスト・ハース、畠山直哉

・サッカー

ヨハン・クライフ、マルコ・ファン・バステン、ロナウド、本田圭佑、1974年オランダ代表、1982年ブラジル代表、1988年オランダ代表

・映画

ポン・ヌフの恋人、エル・トポ、ざくろの色、バイバイモンキー、恋する惑星、2001年宇宙の旅、未来世紀ブラジル、ブレードランナー、気狂いピエロ、裏窓

・音楽

Pat Metheny、Astrud Gilberto、Bill Evans、The Beatles、The Eagles、Vangelis、Herbie Hancock、坂本龍一、上原ひろみ、Soul Bossa Trio、Indigo Jam Unit、Lars Bartkuhn、琉球アンダーグラウンド、Chie、Ann Sally、土岐麻子、ジムノペディーetc

・建築、建築家

唐招提寺、室生寺、修学院離宮、伊勢神宮、栗林公園、金比羅宮、吉島家住宅(高山)、あさば旅館(修善寺)、北九州市図書館、海の博物館(伊勢)、ヴィアナ・パレス(コルドバ)、アラブ文化研究所、シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2F、ルイス・カーン、アルヴァ・アアルト、ポール・ケアホルム、ジオ・ポンティー、ジャン・ヌーベル、吉坂隆正、ジェフリー・バワ

 

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